いらっしゃいませ、ひのそうです。
この記事を読んでいる方は以下のような悩みをもっているのではないでしょうか？
- 英文を読むことはできるのに、英会話となるとなかなか難しい。。。
- 何を言っているかはわかるのだけど、英語を話そうとすると頭が真っ白になってしまう。。。
安心してください。あなたが感じているその悩みは、日本人あるあるです。笑
結論からいうと、あなたも英会話ができるようになります。ただし、正しい知識と地道な努力が必要です。
正しい知識を知らずに闇雲に努力をしても、成果がでるのに時間がかかったり、誤った知識を覚えてしまって意図しない結果になってしまいます。最悪、時間の浪費におわってしまうかもしれません。
この記事では、英会話ができるようになるためにはどのような知識が必要なのかを解説していきます。おすすめの勉強法も含めて紹介しています。私が実践した勉強法も含めて紹介しているので、実践すれば英会話ができるようになる可能性が高いです。いずれも難しくなく、今から取り組むことができる勉強法です。ぜひ最後まで読んでみてください。
- 英会話ができるようになりたいけど、勉強法がわからなくて困っている人
- 英文は読めるけど、英会話ができなくて困っている人
- 今取り組んでいる勉強法が効果的なのか不安になっている人
目次
なぜあなたは英会話ができないのか？
英会話ができない理由
英会話ができるようになる方法を見る前に、なぜ英会話ができないのかを考えてみましょう。私は英会話ができない理由は、大きく３つに分類されると考えています。
- 会話のスピードについていけない
- 相手の話が理解できない
- そもそも話す内容がない
会話のスピードについていけない
英会話ができない理由１つめは、”会話のスピードについていけない”ことです。
英会話ができなくて悩んでる方で一番多いのは、こちらの理由です。
英会話ではリスニング力とスピーキング力が必要になります。それも、その場その場の即興でこなす必要があります。音声を聞いて、理解して、文章を作って、発音して・・・という作業に時間をかけてしまうと、もう会話は別のトピックに替わっていた、という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
会話のスピードについていけない悩みについては、日ごろのトレーニングで必ず克服できます。
相手の話が理解できない
英会話ができない理由２つめは、”相手の話が理解できない”ことです。
ここでいう”相手の話が理解できない”というのは”相手の言葉は聞き取れるが、内容が理解できない”という意味です。
英語の話者の方は日本人以外となることが多いです。そのため、日本人の持つ考え方や価値観とは異なる考え方を持っています。
考え方や価値観が違うので、相手が何を言っているかわからなくことが頻繁にあります。相手の言っていることを文法的に正しくとらえられたとしても、日本人の持つ常識とは異なるアイデアや意見が出てくるので、理解が正しいかどうか不安になるんですよね。
話が理解できないと会話に入り込んでいくことも難しいです。
そもそも話す内容がない
英会話ができない理由３つめは、”そもそも話す内容がない”ことです。
以外と心当たりがある方も多いのではないでしょうか
会話の能力があったとしても、会話の内容がなければそもそも英会話はできないですよね。
英会話ができない理由を確認しました。次はあなたが英会話できる理由をみていきましょう！
英会話ができる理由
英会話ができない理由を見ていると、だんだん気分が落ち込んできたかもしれません。やっぱり自分には無理だ。。。と考えてしまうかもしれませんが、ちょっと待ってください。あなたが英会話ができるようになる理由もあるんです。
あなたが英会話ができるようになる理由を紹介していきます。
- 英語の素養がある
- 学習のための環境が充実している
- 実践の場が多い
英語の素養がある
英会話ができる理由１つめは、”英語の素養がある”ことです。
日本の義務教育では、英語を学習する機会があります。つまり、多くの人はすでに英語の勉強を行った経験があるんです。
文法や単語など、もう全然覚えていない、という方も多いと思います。でも、大丈夫。
過去に一度勉強したことは、これからの英語学習に必ず役にたちます。
英語学習のための環境が充実している
英会話ができる理由２つめは、”英語学習のための環境が充実している”ことです。
昨今、英語学習者向けの教材はたくさんあります。
また、学習の教材の幅も広がりました。
これまで、英会話の勉強の手段は本やCD、英会話学校が中心でした。最近はオンライン英会話やスマホアプリ、あるいはYoutube等動画プラットフォームを利用した学習方法も登場しています。
あなたにあった英会話の勉強方法がきっと見つかります。
実践の場が多い
英会話ができる理由３つめは、”実践の場が多い”ことです。
仕事をする中で英語を使うことがあるかもしれませんし、旅行の宿泊先で出会った人と英語で会話することもできます。
英会話は実際にたくさんしゃべるのが上達の近道です。たくさんの成功と失敗を積み重ねることで、徐々に英会話が上達していきます。
あなたの英会話の学習の目的はなんでしょうか？海外留学をしたいのか、オンラインゲーム仲間と英語でコミュニケーションをとりたいのか。目的に応じた実践の場は必ず用意されています。有意義につかっていきましょう。
あなたが英会話できる理由もたくさんありますね！
英会話ができるようになるために、どんな知識が必要なのか。具体的に確認していきます。
英会話のために必要な知識３つ
あなたが英会話ができる素養を持っていることを確認しました。ここからは実際にどのような知識が足りていないのか。どのような知識が必要なのかを確認していきましょう。英会話に必要な知識は大きく以下の３つです。
- 文法
- 単語
- 発音
必要な知識①：文法
英会話に必要な知識１つめは、文法です。
英語を話すためには文法の知識が不可欠です。なぜなら、英語は配置の言葉だからです。
文法というと堅苦しい、難しいという印象を持ってしまうかもしれません。
でも、大丈夫。英会話の場合は難しい文法知識は不要です。中学生レベルの文法知識で十会話できるようになりますよ。
詳細は以下の記事で説明していますので、ご覧ください。
必要な知識②：単語
英会話に必要な知識２つめは、単語です。
英語を話すためには単語の知識が重要です。
もちろん知っている単語の量が多ければ多いほどよいのですが、少なくても問題ありません。大事なのは、よく使われる単語をどれだけ使いこなせるか、ということです。
知っている単語の総量よりも、単語の使い方のパターンを知っている方が会話への応用が可能になります。
詳細については以下で説明します。
必要な知識③：発音
英会話に必要な知識３つめは、発音です。
英語を話すためには発音の知識が必要です。
英語の会話を聞くときに”何を発音しているのかわからない”と感じたこと、あるのではないでしょうか。実は英語の発音にもルールがあります。このルールを理解できれば、何をいっているのか全くわからないということはほとんどなくなります。
また、ルールを覚えると自分自身の発音も変わってきます。よりネイティブのような発音に近づけることができ、英会話が捗ることは間違いないです。
詳細は以下の記事で紹介していますので、ご覧ください。
これら３つの知識をおさえておくと、英会話は必ずできるようになります！それぞれの勉強法やおすすめの教材等を紹介していきます。
会話に必要な単語の数は2,000語
- 日常会話に使う単語は思ったより多くない
- 基本単語の習熟度を上げる
- 難しい単語１語で表現するより、簡単な単語３語で表現する
日常会話に使う単語は思ったより多くない
英会話をするのに必要な語彙力はいったいどの程度なのでしょうか？ある研究によると、1,500語で日常会話の80%近くの語彙がカバーされているといわれています。2,000語になると日常会話のおよそ90%になるそうです。
この2,000語の中には基本的な単語、たとえば「I」や「in」も含まれています。
中学校英語で学ぶ単語の数がおよそ1,200語、高校英語で学ぶ単語の数がおよそ1,800とされています。そのため、高校を卒業する辞典でおよそ3,000語を覚えていることになります。
そうなんです。義務教育を終えた時点で日常会話に必要な単語はほぼ学んでいることになるんです。高校までで学んだ英単語をしっかり理解できていれば、英会話のために新たに単語を学びなおす必要はありません。
基本単語の習熟度を上げる
義務教育を終えていれば、日常会話に必要な単語のほとんどを学習していることがわかりました。では、単語の知識があるはずのあなたはなぜ自由に英会話ができないのでしょうか？
それは、多くの人が単語を”知っている”だけだからです。英会話をするためには、英単語は”知っている”だけではなく”使えるようになる”必要があります。
たとえば、動詞の”get”。日本語の直訳は”手に入れる”ですが、他にも様々な意味合いを持っています。”受け取る”、”もらう”、”受ける”、”身に着ける”、”される”…etc.
英語と日本語を一対一対応で覚えていたのでは、とても日常会話に応用はできません。単語の持つイメージやそのニュアンスも含めて理解して、英単語を自由に”使える”状態をめざしましょう。
難しい単語１語で表現するより、簡単な単語３語で表現する
およそ2,000程度の英単語を使えるようになっていれば、日常会話の90%がカバーできていることを紹介しました。では、残りの10%をカバーするにはどうすればよいのでしょうか？方法は大きく２つあります。
- 語彙力を増やす
- 別の単語で言い換えて表現する
知っている単語の数を増やす
基本の2,000語でカバーできない分野を補う方法１つ目は、語彙力を増やすことです。語彙力を増やすことで、対応できる会話のバリエーションが広がっていきます。
知っている単語が増えると、相手が話していることが理解しやすくなります。必ずしもすべての単語を”使える”ようになっている必要はなく、”知っている”だけでも会話の幅はぐっと広がりますよ。
別の単語で言い換えて表現する
基本の2,000語でカバーできない分野を補う方法２つ目は、別の単語で言い換えて表現することです。
たとえば”満足する”といいたいときに、”satisfaction”といった単語がすぐに出てこないかもしれません。そのようなときに、”fullfill of your wishes expectations, or needs”ということができると、”satisfaction”を知らなくても同じアイデアを伝えることができます。
たとえどんなに単語を覚えたとしても、すべての英単語を覚えることは不可能です。ですので、自分の言いたいことを簡単な英語で表現できるように訓練しましょう。言い回しを変えて表現することも、英会話の大事な要素です。
この先どれだけ単語の知識が増えていったとしても、知らない単語はいくらでもでてきます。知らない単語を別の単語で言い換える訓練は、今後も必ず役に立ちますよ！
おすすめの勉強法
単語帳
おすすめの勉強法１つめは単語帳です。
英語の勉強法の王道ですね。
単語帳の強みは、なんといってもその教材の豊富さでしょう。レベル別・分野別に用意されていますし、各単語帳様々な工夫が用意されています。
英語初心者の方からある程度英語に慣れた方まで、レベル別の単語帳がたくさん用意されています。
英会話を行うことが目的であれば、簡単な単語帳で十分です。先ほど紹介したとおり、英会話に必要な単語数は、まずは1,500単語程度だからです。背伸びして難しい単語帳をこなすよりも、簡単な単語帳をこなしていくほうが確実に英会話できる状態に近づきます。
学生時代に単語帳で英単語を覚えたかたも多いのではないでしょうか？
学生の時は、単語帳はわかりにくく難しいものという印象だったのですが、大人になって改めてみるとうまくまとまっていてよい教材だなと感じます。
YouTube・TikTok
おすすめの勉強法２つめはYouTube・TikTokです。
昨今YouTubeやTikTokにて、英語学習の動画がたくさんアップロードされています。中にはクオリティの高いものも多く、英語学習の新たなツールとして注目しています。
YouTubeやTikTokの強みは２つあります。１つは、短時間の動画で英語を学べること。もう１つはコンテンツの内容が面白いことです。
YouTubeやTikTokの動画は、洋画やドラマに比べるととても短いことが多いです。洋画だと一回2時間程度時間を取られたりすることがよくあります。一方で、YouTubeの動画だと、だいたい10分程度の長さです。TikTokの動画の場合は、短いものだと30秒程度、長いものでも1~2分程度です。
短時間で要領よく学ぶには最適の学習方法ではないでしょうか。
YouTubeもTikTokも無料で楽しめるのがとっても嬉しいですね。お金をかけずに、クオリティの高い教材が利用できるのは現代ならではです。
アプリ
おすすめの勉強法３つめは語学学習アプリです。
スマートフォンの普及に伴い、英語学習アプリもたくさん登場しています。英語学習アプリにもいくつか分野があるようで、中には単語を覚えることに特化したアプリもあります。始め方もみなさんのスマホにアプリをインストールするだけなので、とてもお手軽です。いつでもどこでも自分の好きなタイミングで学習できるのも嬉しいですね。
無料のアプリも有料のアプリもよいものはたくさんあります。後ほどオススメアプリを紹介します。
おすすめの教材
- 単語帳
- YouTube・TikTok
- アプリ
単語帳
単語帳のおすすめ教材を紹介していきます。
速読速聴・英単語 Basic 2400
おすすめの単語帳１つめは、速読速聴・英単語 Basic2400です。
| 難易度 | やさしい |
| おすすめの人 | ・これから英会話を覚えたい人 ・英単語の習熟度をあげたい人 |
こちらの本を1冊こなしておけば、英会話に必要な1,500語＋αの約2,400語を学習することができます。各単語の例文や用法の説明も豊富なので、単語の習熟度を上げるのにもうってつけの一冊です。
速読速聴シリーズの英単語は他にも用意されています。Basic 2400が自分に合っている、と感じた方は他の難易度に挑戦してみるのもよいでしょう。
Distinction
おすすめの単語帳2つめは、Distinctionです。
 |
| 難易度 | ふつう |
| おすすめの人 | ・語彙力を増やしたい人 ・英単語の表現に幅を持たせたい人 |
英語系YouTuberのAtsuさんが用意した単語帳です。Atsuさんの経験を基に、実際の会話でよく使われている英単語を中心に構成されています。
各章はジャンル別に構成されており、単語を利用するシーンも想像しやすく、実際に利用するイメージを持ちやすいの良いです。
究極の英単語 SVL Vol.4 超上級の3000語
おすすめの単語帳３つめは、究極の英単語 SVL Vol.4 超上級の3000語です。
 |
| 難易度 | 難しい |
| おすすめの人 | ・さらに語彙力を増やしたい人 |
究極の英単語シリーズのボリューム4です。
究極の英単語シリーズは全4冊構成で1冊3,000語ずつ、4冊を通してトータル12,000語の単語を習得することを目的としています。中でも本書は最も難易度が高い4冊目で、超上級として位置づけられています。
掲載されている単語の難易度は高いですが、覚えていれば必ず役に立つ場面があると思います。英会話ができるようになりたい、という人にはややオーバースペックです。一方で、ビジネスで英会話を使いたい、とうい人にとっては役に立つでしょう。
このレベルの単語を自由に扱えるようになっていれば、ネイティブスピーカーとも自由にコミュニケーションがとれると思います。
YouTube・TikTok
YouTube・TikTokのおすすめ教材を紹介していきます。
Youtube
おすすめのYouTube１つめは、バイリンガール・Chikaさんの動画です。
日本語と英語のバイリンガルのChikaさんが発信されています。Chikaさんのキャラクターとトーク力が相まって、とても楽しめる内容の動画をたくさんアップロードされています。
Chikaさんのチャンネルは、海外旅行で使える英会話を紹介する動画が豊富です。海外でのコミュニケーションが英会話の勉強の目的の方は、とても参考になると思います。
おすすめのYouTube２つめは、Atsuさんの動画です。
Atsuさんは、日本生まれ日本育ちで英語を勉強された方です。
Atsuさんの経験を活かして、日本人が英語を学ぶにはどうすればよいか？という観点でたくさんの勉強法を紹介されています。ややストイックなところもあるので、完全にマネするのは難しいのですが、英語学習のヒントをたくさんいただけるのは間違いないです。
Atsuさんの動画はどれも論理的にメリット・デメリットを紹介されていてわかりやすいです。みなさんの学習の助けになること間違いなしです。
アプリ
アプリのおすすめ教材を紹介していきます。
mikan
おすすめのアプリ１つめは、mikanです。
mikanは英単語を学習することに特化したアプリです。
大学受験やTOEIC、海外留学など様々な目的別に英単語を学習できるコンテンツとなっています。
アプリならではのお手軽さで毎日の学習の習慣づけにも一役かってくれそうです。
anki
おすすめのアプリ２つめは、Ankiです。
Ankiを一言で説明すると、フラッシュカードをアプリで再現したものになります。Ankiの良いところは、学習者の習熟度に合わせて問題の出題頻度を調整してくれることです。
記憶に残っている単語は出題頻度を減らし、逆に覚えられていない単語は出題頻度を多くするなど、記憶への定着をサポートしてくれます。
単語の登録を自身でしなければいけないという手間はあるものの、英単語を覚えることには必ず役に立つアプリです。
英単語の学習にはアプリがとても便利です。特にAnkiは復習にとても大きな助けになります。ぜひ活用してみてください！
まとめ
この記事を通して、英会話には単語が必要な理由を解説しました。
日常英会話を行うために必要な単語の数は1,500語程度と、実はあまり多くないことを紹介しました。1,500語程度であれば、中学校で習う英語を復習できれば十分にカバーできます。
英単語を知らなくても、簡単な単語を使って説明することでアイデアを伝えることはできるでしょう。このとき大事なのは、知っている単語の習熟度を高めることです。単語の持つイメージと使い方をしっかりと把握しておきましょう。
英単語の学習には、以下３つの教材がオススメです。
- 単語帳
- YouTube・TikTok
- アプリ
向き・不向きがあるので、自分に合った学習法・教材を選べば大丈夫です。どの勉強法が良いのかわからないという方は、まずはYouTubeやTikTokの動画を見てみることをオススメします。お金もかからず気が向いたときにすぐに確認できます。
英語学習の中でも単語の習得は特に時間がかかります。毎日少しずつ学習を重ねることを意識づけましょう。
それではまたお会いしましょう。お付き合いいただきありがとうございました！
ひのそう
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